参加者の体験談

  1. TOPページ
  2. >
  3. 参加者の体験談

障害者向けお見合いパーティーに参加された方に、色々とインタビューさせて頂きました。これまでのご苦労や感じてきたこと、パーティー参加のきっかけになどについて、体験談を交えて語って下さいました。是非参考になさって下さい。

パーティー参加者の体験談Y.Kさん 女性・32歳・てんかん・事務

Y.Kさん 女性・32歳・てんかん・事務

私の障害はてんかんです。普段は普通の人と同じように生活をすることができますが、ふとしたきっかけで手足にけいれんが出てしまいます。
私の場合原因不明の突発性てんかんのため、事情を知らない方には気味悪く感じられることも多いようで、コンプレックスになっていました。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

前述のように自分の持病にコンプレックスがあり、もし仲良くなったお相手が受け入れてくれなかったらどうしよう、秘密にしてお付き合いをしていて発覚して振られたらどうしようと考えてしまい、異性とお近づきになることを避けていました。
しかし、偶然テレビで障害者向けの婚活パーティーを拝見して、これなら私の障害を受け入れてくれる方がいるのでは無いかと思い、思い切って参加を決めました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

正直最初は通常は他の人と同じように生活できるのだし自分の事は障害者だとは思っていなくて(認めたくなくて)障害者の方とひとくくりにされるのはちょっと嫌だなと思っていました。
でも参加してみて私以上に「どこが障害?!」と思うような方もいらっしゃいましたし、車椅子でも明るくポジティブに参加していらっしゃる方も居て、自分の考えが少し恥ずかしくなりました。
良き理解者やパートナーに出会いたいと思う気持ちに障害の重い軽いは関係ないですよね。
参加者の方々は皆さんとても前向きで生き生きとしていらっしゃいます。

パーティー参加検討中の方へ一言

今回初参加にも拘らず有難い事にカップルになることができました。
お相手の男性は健常者の方で、介護のお仕事をされていらっしゃる方です。
本当に良いご縁に恵まれたからこそと思われるかもしれませんが、まず参加してみようと思わなければこのご縁に繋がらなかったことも確かです。
障害の重度に関わらず、普段の自分を変えたいと思っている方、パートナーを見つけたいと考えている方は是非一度参加してみてください。視野が広がるとそれだけで自分に自信も持てますし、世界が少し広がって見えるように感じました。

パーティー参加者の体験談K.Tさん 女性・28歳・神経性大食症(過食症)・フリーター

K.Tさん 女性・28歳・神経性大食症(過食症)・フリーター

私の障害は神経性大食症、一般的には過食症として広く知られている病気です。
職場や仕事でのストレスが悪化して、無茶食いが重なり習慣化してしまったことが原因です。
毎日仕事終わりにコンビニで何万円分も食糧を買い込み、徹夜で食べて徹夜で戻していました。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

仕事にも行き辛くなりしばらく自宅療養をしてきましたが、友人のもっと外に出た方がいい、ストレスを感じない居場所を探してみてはどうかという勧めもあって、障害者婚活パーティーを教えてもらいました。
きっかけは自分のように何かしら辛い思いをしている人や居場所を探している人が多いはず、という安易な考えです。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

前述のように、きっと私のように何か辛い思いをしている人やコンプレックスのある人が多く参加しているんだろうと思っていましたが、実際に参加してみてその考えは間違いだったと気づきました。
みなさん障害の種類や度合いはさまざまですが、新しい出会いや良き理解者を求めてとてもポジティブにお話ししていらしたので、何だか自分が恥ずかしくなってしまいました。

パーティー参加検討中の方へ一言

うつ病や過食症(拒食症)は自分に甘えた都合のいい病気だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でもきっかけはさまざまですが病院で病名をいわれる段階になってしまった人たちは自分ではもうどうしようもない所まで来ています。
そんなネガティブで後ろ向きな食べるだけだった私が、前を向いて一生懸命婚活されている障害者の方たちに触れて、自分も自分を理解してくれる人をこのパーティーで見つけたいと思うようになりました。
ポジティブで前向きな気持ちは症状を緩和してくれるようになったようにも感じます。
次のパーティーではもっと「素敵な自分」をお話しして、良きお相手が見つけられたら良いなと思います。

T.Mさん 女性・32歳・パニック障害・サービス業

T.Mさん 女性・32歳・パニック障害・サービス業

ふとある時から原因不明の動機や息切れがすることがあり、単なる体調不良かと思っていたのですが、職場である日倒れて病院に運ばれてからきちんと検査を受け「パニック障害」と診断されました。
今まで普通に暮らしていたので自分が障害者になるとは思っておらず、逆に言えば障害者と言っても私のように普通の人と同じように仕事をしながら社会生活を送っている人も多いということを知りました。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

私の障害は見た目や会話をしただけではわかりません。
今までも男性とお付き合いをした経験はありますが、やはりいつ発作が起きるともわからない不安や恐怖感で自分らしくお相手に接することが難しかったのです。
こちらの障害者婚活パーティーをテレビで拝見して、お互いの障害を理解できる方とならストレスを感じずに恋愛ができるのではないかと思い、参加を決めました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

最初はとても緊張しました。発作が出るんじゃないかという恐怖もありました。
しかし、参加している方々はみなさん何かしらの障害を持っている方や、障害者に対して偏見を持たない理解者の方たちだから大丈夫、と自分に言い聞かせて前半はドキドキしながら終了したので実は前半の記憶があまりありません。
後半は容量もわかってきたので少しずつですがリラックスして異性とお話しすることができました。

パーティー参加検討中の方へ一言

障害者といってもさまざまな症状の方がいます。 受け入れられるかどうかも実際にお話してみないと分からない部分も多いです。 自分と会う人も居れば合わない人もいますが、引け目を感じずにお相手探しができる障害者向けの婚活パーティーに参加して良かったと感じています。

パーティー参加者の体験談S.Uさん 男性 28歳 身体障害4級・会社員

S.Uさん 男性 28歳 身体障害4級・会社員

25歳のとき交通事故に遭い、肘から下が動かなくなってしまいました。それ以来ほぼ片手での生活を送っています。それこそ事故にあった直後は左腕が使えなくなってしまったことに、大変ショックを受けて、会社も辞め、しばらく家に引きこもりの生活を送っていましたが、右腕でもできることはある!と前向きに考えるようにし、現在の会社に障がい者雇用で入社し、カスタマーサービスの仕事をしています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

30歳を前にして、友人の結婚式に参加することも多くなり、自分も将来の伴侶を見つけたいと思うようになりました。それで、ネットで検索して色々な婚活パーティーに参加をしてみたのですが、やっぱりお相手の女性が僕の腕を見て必要以上に気を遣うんですよね。
確かに左腕は動かないし、フォローが必要なところもあります。でも大抵のことはできるようになったし、かわいそうというか、同情のまなざしで見られるのは僕的にはつらいところがありました。障がいのことだけにフォーカスされて、そこから進まなくて。
それで少し落ち込んだりもしたのですが、パーティーの開催スケジュールを確認していて、こちらの障がい者理解者編の開催を知りました。これだったら、もっと僕自身のことを見てもらえるんじゃないかと思い、参加を決めました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

実際、障がい者の方とそれを理解する人ってどのくらいいるんだろう?と思っていましたが、会場に開始10分前についた時点で、会場前が行列になっていて驚きました。車いすの方もいて、スタッフの方が誘導されていたのと、会場が段差のないフロアになっていました。
一人当たりの会話時間が5分あるかないかで、あっという間に終わってしまった感はありますが、色々な障がいやご病気を持ちながらも、皆さん前向きに頑張っていること、仕事や趣味に打ち込んでいることなどが聞けて良かったです。また、今回第一希望の方とカップルになれたのですが、思った方に選ばれることがこんなに幸せで嬉しいなんて初めて知りました。

パーティー参加検討中の方へ一言

自分の選択肢を広げるのも、狭くするのも障がいの有無は関係なく、結局自分の意志次第ということを、今回の参加者の方から教えていただいたと思っています。
障がいがあるから…とあきらめるのは簡単ですが、これからの人生を前向きに、幸せになるために行動しよう!とお考えの方は、ぜひ参加されてみてはどうでしょうか。

パーティー参加者の体験談M.Aさん 女性・31歳・注意欠陥・多動性障害・フリーライター

M.Aさん 女性・31歳・注意欠陥・多動性障害・フリーライター

子どものころから、落ち着きがない、忘れ物が多いなどの問題行動があり、ADHDの診断を受けたのは大人になってからでした。
社会人になって、仕事をしてもミスばかりで、いろいろな人から注意を受けて気を付けようとは思うのですが、それでも周りに迷惑をかける一方。もしかしたらと思い、両親のすすめで病院にいったところ、ADHDとのことでした。落ち込みもしましたが、これまでの理由が分かって、すとんと自分の中に落ちて受け入れることができました。
今は特に投薬治療などはせず、カウンセリングのみです。仕事を辞めてから続けていたブログのおかげで、ライターの仕事に就いています。今はマイペースに仕事ができるので随分と気持ちの面で楽になりました。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

SNS仲間から情報が回ってきました。今はADHDに関しては殆どの方が知っている障がいですし、ADHDの症状も様々でグレーゾーンの中で生きている人も沢山います。だからADHDだと知っていてもあえて言わずに婚活、結婚している人も多いようです。
だけど、私はやっぱりADHDであることを隠したくないし、これからもこの障がいと向き合って生きていくつもりなんです。その上で恋愛も結婚もしたいって思っていました。「早くしないとすぐ予約がいっぱいになるらしいよ」というアドバイスに押されて、思い切って予約しました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

今回初参加だったのですが、人数の多さに驚きました。男女合わせて70人位参加されていたようで、一人当たりの時間が数分しかなく、あまり細かいお話までは出来なかったのが残念ですね。
ただ、いろいろな障がいをお持ちの方と話をすることができ、僕自身も前を向いてまた頑張ろうという気持ちになれましたね。

パーティー参加検討中の方へ一言

ハンディキャップがある方の婚活は難しいと言われていますし、実際そうだと思います。特に精神疾患のある方には偏見があるのも事実。でも、ご自身で「自分なんか参加できない」という思い込みをして、出会いのきっかけを逃しているのだとしたら、非常に勿体ないことだと思います。
ステキな恋愛がしたい、結婚がしたいと思うのは当然のこと。勇気を出して参加してみてはいかがでしょうか。

パーティー参加者の体験談T.Oさん 男性 38歳 聴覚障害2級・会社員

T.Oさん 男性 38歳 聴覚障害2級・会社員

幼いころから中等度の難聴があり、全く聞こえないということはないのでそのままで過ごしていましたが、段々と音が聞こえにくくなりました。病院で検査を受けたところ症状が悪化しており、高度難聴に該当する状態になっていると診断を受けました。
状況を軽く見てしまっていたため、結果を聞いた時は相当ショックで、落ち込みましたが、今は補聴器をつけながらなんとか日常生活を送れるようになっています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

はじめはこういったパーティーがあると知らなかったので、一般の婚活パーティーに行っていたんです。耳が聞こえづらいけれど、それ以外は全く問題ないので。でもやっぱり会話するとなると、何回も聞き直ししたりかなり大きな声で話していただかないといけなかったりで、スムーズに会話できないことが多かったんです。参加人数が多いと話す時間が少ないから、筆談するのも難しいですし。
そんな中ネットを検索していて、こちらの障がい者向け婚活パーティーを見つけたのがきっかけです。レポートや参加者の声を見て、色んな障がいをお持ちの方が参加されているとのことでしたので、僕もぜひ参加してみたいと思いました。
スケジュールをチェックしてみると、障がい者編パーティーの中でも「聴覚障がいをお持ちの方&理解者編」が開催されているのを確認したので、すぐさま申し込みをしました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

「聴覚障がいをお持ちの方&理解者編」のパーティーは東京駅から歩いてすぐの会場で、入口に看板があったのですぐに分かりました。入るとウッド調のインテリアにソファまであるオシャレな会場で、もう少し服装をジャケットを着るなりちゃんとすれば良かったと後悔しました。すごくカジュアルな服装で来てしまったので。
会場内は1つ1つブースで区切られていて、これまで参加していた1部屋に男女対面で話す形式とは違ったので、いつもよりリラックスすることができました。リラックスできたのは、自分が聴覚障害であることを全く隠さなくいい、という所にもあったと思います。女性の方も同じく聴覚障害で手話ができる方や筆談してくださる方が殆どだったので、一番スムーズに会話することができたと思います。
パーティーの進行もスタッフの方が誘導してくださったので、これまで参加したどのパーティーより安心してパーティーに集中することができました。聴覚障がい者向けの婚活パーティーはあまり回数がないようなのですが、またぜひ参加したいです。

パーティー参加検討中の方へ一言

障がいがあると、一般の婚活パーティーではそこの説明からしないといけなくて、もっと違う会話がしたいと思ってもなかなかそういった自分らしさというのを出すのが難しいのが現実です。
けれど、こういった形式の婚活パーティーだとある程度理解した方が来てくださっているので、一般の婚活パーティーに参加するよりは、お相手が見つけやすいのではないかと思います。だから運営の方には、もっとこういった婚活パーティーを沢山開催していただくよう、お願いしたいですね(笑)

パーティー参加者の体験談R.Nさん 女性・25歳・発達障害・家事手伝い

R.Nさん 女性・25歳・発達障害・家事手伝い

学校を卒業するまでは自分がそんな障害を持っているとは思いもしませんでした。が、卒業後に就職した会社で同僚やお客様とのコミュニケーションが上手くできず、いつもと状況が変わるとパニックに。段々人と関わることが怖くなってきてしまい、会社も休みがちになってしまいました。
そんな私の状態を心配した両親の勧めで精神科を受診したところ、広汎性発達障害と診断を受け、努めていた会社は退職することになりました。今は定期的にカウンセリングを受けながら、社会復帰を目指して職業訓練校に通っています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

同じ職業訓練校に通っている友人から「こんなパーティーあるよ」と教えてもらったのがきっかけです。20歳をすぎるまで全く自分の障害に気付きませんでしたが、これまでの自分の行動や周りの反応を振り返ると、「あれはそうだったのかな」「沢山迷惑をかけてきたんじゃないかな」って、すごく落ち込んだんです。過去のことを考えてもどうしようもないのに。
だからまだ、普通に初対面の人と話したりするのが怖いんですけど「この婚活パーティーなら同じ悩みの人や理解してくれる人に出会えるかもしれない」、そんな風に考えてカウンセリングの先生とも相談して参加を決めました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

パーティー会場につくと、沢山の方が受付に並んでいて驚きました。車椅子の方もいらっしゃったので、その方はスタッフの方が席まで誘導されていましたね。初対面の方と話すのは緊張するけど、事前に記入するプロフィールカードがあったので、これのおかげでなんとかスムーズに会話することができました。
身体、精神、さまざまな障がいを持ちながらも、でもやっぱりステキな恋がしたくて、会場の盛り上がりと一緒に私も元気を貰えたように思います。沢山話して少し疲れましたが、また無理をしない程度のペースで参加したいです!

パーティー参加検討中の方へ一言

障がいがあるということに、やっぱりどうしても、他の人とは違うって考えてしまうんですよね。これまでは親や先生、友人の温かいサポートがあってここまで歩んでこれた訳ですけれど。「無理しても周りにあわせなきゃ」「そのために頑張らなきゃ」ってずっと思ってきたんです。
でも障がいがあったとしても、そのことを隠すわけでもない、自分らしく幸せを求めていこうってそういう姿勢をここで教えてもらったように思います。
ですから、参加を迷っている方は周りとも相談の上、ぜひ参加してみることをおすすめします。

パーティー参加者の体験談H.Iさん 男性・35歳 精神障害3級・会社員

H.Iさん 男性・35歳 精神障害3級・会社員

前職で朝早くから深夜まで働く毎日を繰り返していたところ、ある朝まったく身体が動かなくなり、病院でうつ病の診断を受けました。
当初は何もする気力がなく、自宅に篭りきりの生活でしたが、投薬と家族のサポートもあって、なんとか仕事ができる位に回復することができました。
今は、小さな会社の事務職として勤務しています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

うつ病が大分よくなったころに、担当医からうつ病などの精神疾患を持っている方のサークルがあることを教えてもらい、社会復帰の第一歩として、そのサークルに行ってみることにしました。
何年も家に引きこもっていたので、人に話しかけることが困難になっていたのですが、同じ悩みを持っている人ととなら話しやすいんじゃないかと思ってのことです。
そこで、同じサークルに参加していた男性から、障害者のための婚活パーティーがあると教えてもらったのがきっかけです。ただその時は、自分にはまだ恋愛や結婚などとても考えられる状態ではないと思っていました。
しばらくして、障がい者雇用で就職が決まり、自分に少し自信がついてきたところで、このパーティーのことを思い出して、申し込みをしてみました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

障がいといっても、色々な方がいらっしゃるのですが、パーティー会場に入るまで、そのことに思い至りませんでした。自分が参加していたサークルと同じような感覚で来たからだと思います。
車椅子で来られている方をみて、「そういうことなんだ」と理解しました。また、僕が参加したのは銀座で開催されたパーティーだったのですが、男女合わせて40名ほどの参加されていて、その人数の多さにも驚いてしまいました。
1人ひとりの話す時間は短かったけれど、どんなご病気なのか、お互いのこれまでや苦労したことなど、色々な体験や克服された経緯などを聞けたのが良かったです。今回初参加だったのですが、第一希望の女性とカップルになれて、嬉しくて信じられない気持ちです。

パーティー参加検討中の方へ一言

助言というか、僕の場合なんですけど…。
僕はうつだったころ、ずっと一人家に閉じこもって何にもする気になれず、ただ時間が過ぎるだけの日々を送っていました。「こんな自分は生きている価値がない」と自分を責め、もう二度と家から出られないとまで思っていました。
でも、家族や担当の先生の助けがあって、ほんの少しずつの簡単なことを積み重ねて、ここまで回復することができました。辛いとき、まったく回りが何も見えなくなることもあるけれど、焦らず一歩一歩進めればそれでいいと思っています。
婚活パーティー参加も僕にとっては、回復のプロセスの一歩でした。まだまだ治療は続くけれど、自分の病気と向き合いながら、これから少しずつ自分の夢に向かって進んでいきたいと思っています。

パーティー参加者の体験談E.Wさん 女性・28歳 腎臓機能障害・OL

E.Wさん 女性・28歳 腎臓機能障害・OL

5年前に慢性腎炎になり、透析治療を受けています。仕事は2年前から始め、夜間に透析をする生活です。
腎臓病と診断を受けたときはとてもショックを受けましたが、きちんと透析さえ受ければ普通の方と変わらず生活できると言われ、今では無理をしない程度に仕事もしています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

会社の友人が婚活パーティーに参加していて、色々と彼女の体験を聞いていたのですが、私は病気のこともあるし参加してもお相手の理解が得られないんじゃないかなと思っていました。でも持病があっても日常生活には問題ないし、恋愛して結婚したいなという気持ちはずっとありました。
それで、持病持ちの方がどんな婚活をしているか知りたくて、持病 婚活などでネットで検索して、表示されたのがこちらの「障害をお持ちの方・理解者の方」の婚活パーティーでした。
このようなテーマでの婚活パーティーがあること、また全国で開催されていることも大変驚きでしたが、自宅近くでの会場で開催があるのを知り、すぐに電話して申し込みしました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

他の方もおっしゃっていますが、やっぱり様々な障がいをお持ちの方と話せることが良かったです。 自分だけじゃなく、色んな病気や障がいと向き合って頑張っている方と話していると、自分も頑張ろうって気持ちになれましたし、持病があってもステキなパートナーを見つけて結婚したい!という願望がさらに大きくなりました!

パーティー参加検討中の方へ一言

やっぱり何でも最初に挑戦することって勇気が入りますよね。私の場合は、友人から婚活の話を聞いていて「いいな」「うらやましいな」とずっと思っていたので、サイトを知った時点で勢いで申し込みましたけれど、パーティーでお話しされた方のほとんどが、参加には勇気が要る、さんざん悩んだという方が多かったです。
でも、自分から行動を起こさなければ、何も変わらないわけですし、参加しようかどうするか迷っている方は、まずは参加してみることをおススメします。サイトのパーティーレポートを眺めているより、ご自身で体験されてみるのが一番だと思います!

パーティー参加者の体験談S.Kさん 男性・26歳 色覚障がい・マッサージ師

S.Kさん 男性・26歳 色覚障がい・マッサージ師

先天性の色覚障がいがあり、緑色が知覚できません。
現在はマッサージ師の国家資格を習得し、マッサージ師として仕事をしています。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

最近はユニバーサルデザインが進んで、色覚障がい向けのデザインが進んできましたが、緑色は信号を始め、様々なシーンで使われる色のため日常では知覚出来ないと困るシーンが多々あります。
日常生活で他の方の助けが必要になってしまうので、そういうことをちゃんと理解してもらえる人を見つけたいと思ったのがきっかけです。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

障害者向けお見合いパーティーには初参加だったのですが、障害といっても色んな条件の方が参加されているようだったので、プロフィールカードを見ながら、どんな障がいをお持ちなのか?というところから会話しました。
女性の色覚障がいの方はいらっしゃらなかったので、どんな時が一番困るか?といったことをよく聞かれましたね。
残念ながらカップルになることはできなかったのですが、こういう障がいを前向きにとらえている方と話せる機会は貴重なので、またぜひ参加したいです。

パーティー参加検討中の方へ一言

自分は障がいがあるから、とネガティブに考えてしまう気持ちは分かります。
けれど今回の参加者の中で出会った方は、障がいを持っていても、分かり合えるパートナーと出会いたい、という前向きな気持ちを持って参加されています。
ですので、勇気を出して一歩踏み出す気持ちが大事かなと思います。
最初は緊張されることもあるかと思いますが、普通の会話を楽しむ気持ちで話してみるといいと思います。ご自身のことや悩みを打ち明けるだけでも、今の環境を変える一歩になると信じています。

パーティー参加者の体験談T.Hさん 女性・28歳 身体障害者手帳2級/下肢障害・OL

T.Hさん 女性・28歳 身体障害者手帳2級/下肢障害・OL

中学生の時に交通事故に遭い、以来ずっと車いすでの生活です。
歩けないと知ったときは、本当につらかったけれど家族や周りの支えもあってこれまでやってきました。
車いすの生活は、確かに不便なこともあるけど、車の免許を取ってからは、色んなところに出かけるのが楽しみになりました。

障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ

やっぱり、夫婦やカップルを見るたびにいいな、私にもあんなステキな恋人が欲しいなって思いますし。車いすだから色んなことをあきらめなきゃいけないって、自分に言い聞かせてきた部分があるんです。
今回障がい者向けの婚活パーティーがあると知って、行ってみたいなとは思いましたが、参加するまでは随分悩みました。それで予約センターの方に電話して車いすでも大丈夫なのかとか、どうやって会話するのかとか色々聞いて、やっと参加を決意しました。

障害者向けお見合いパーティーに参加した感想

事前に車いすだと言うことをお伝えしていたので、当日はスタッフの方が会場に着いてから席までフォローしてくださいました。女性は基本会話中動かなくて何も問題なかったです。当日は耳の不自由な方もいらっしゃったので、話相手変更の合図は大きい紙をスタッフの方がだされていました。
色んな悩みを抱えている人とお話できて、そのことだけでも参加して良かったなぁと思っています。当日は同じくドライブが趣味の男性とカップルになれまして、今もいいお付き合いが続いています。

パーティー参加検討中の方へ一言

障がいをお持ちの方は、こういう婚活パーティーに参加することを躊躇する方が多いと思います。わたしも車いすであることに引け目を感じて、参加できないって勝手に決めつけていました。
でも実際に参加してみると、ちゃんと受け入れてもらえる場所と機会があるのに、自分から思い込みで背を向けてしまっていたことに気付きました。
これまで色々辛い思いをされた方、今もご自身の障がいと向き合って戦っている方と様々いらっしゃると思いますが、ぜひ勇気をだして参加して、ステキなパートナーと出会って幸せになっていただきたいと思います。